Welcome to Life Aquatic


日本に住んでいた頃からお仕事の休みを頂いては旅行に出かけていました。
帰ってきたらまた次の旅行の計画。旅行をしながらその先々で働けないものか?

海が好き、暖かい場所が好き、そんな国を転々としながら働ける仕事ってなんだろう?
ふと、ダイビングのインストラクター、という提案が浮かびました。
2001年8月に日本を出発してから長期在住型の旅をしています。
トルコから始まり、ヨーロッパに入り、アメリカに飛んでメキシコ、ベリース、グアテマラ、
そしてホンジュラスへ カリブ海の小さな島に約4年ほど過ごし、その後東南アジアを点々とし2006年5月にモルディブへ

モルディブや東南アジア周辺と時々ヨーロッパを行ったり来たり。

こうして皆さんと繋がり海の美しさ素晴らしさを伝えることができ
自然を守るというお役に立ちたいと思っています。

アプリからの更新が楽な為、只今はこちらのブログ
  - 海へ…LifeAquatic (marikagaya.com) とアメーバで更新中です。サイドバーのツイッターから飛べます。

各地でのフリーダイビングの講習も|インスタグラム @lifeaquaticmarikagaya にて|受け付けています。

ありがとうございます。

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ラベル トンガ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2015年9月28日月曜日

ザトウクジラに会える旅 ートンガ3ー

はじめの8日間があっという間に過ぎ、移動日になりました。
到着したときに一緒だったタスマニアから来ていたカップルも同じ日に出発
彼らとは一度ダイビングで一緒でしたが
クジラツアーは別の日だったり違う船だったのですが、
夕食などでよくお話ししたので仲良くなり、
フリーダイビングを教えたりもしました。

出発の朝、空港までの送迎の車がつきました、なんとまた同じトラック!
みんな同じことを思っていたのかいきなりみんなで爆笑してしまった。

「なんで他のゲストはワゴン車なのに私たちだけオープンカーなの?!」
と冗談を言い合い出発、、、犬も見送ってくれました。

と、途中半分くらいまできた所で車がUターン し始め、
運転手が戻ってこいって電話があった、というのです。。。

すかさず私の友達が私に向かって「コンピューターとか忘れてない?」
というので「「忘れてないよ、カバンに入れたし、、、」
そう言われると私何か忘れたような気がして、でも何だろう?

案の定、オーナーが途中まで向かってきてくれて、そこで落ち合ったのですが
彼の手に握りしめられていたものは、、、、私のダイブコンピューター‼︎
皆さん、ごめんなさい!
でも飛行機には間に合いました。良かった。

私時々あるんですよね。
本当に気をつけないと、、、です。

そして無事トンガタプに到着、ここでは夕方までちょっと時間があります。
タスマニアカップルと別れて
タクシー(空港で声をかけてきたおじさんの車) に乗り繁華街へ

おじさんに勧められたフレンドリーカフェ、
また帰りはここに迎えに来てくれるということでした。
私たちはそのカフェへ入りちょっと休憩、
そのあとぶらぶらして ランチを食べて
ちょうどいい頃にカフェに戻り迎えの車で空港へ行き、

ちょっとオーバーウェイトにドキドキしながらチェックインしました。
ラゲッジはギリギリセーフ、でも手荷物が2キロになっていた。。。

やっぱり「あなたの手荷物重量オーバーだわ」とは言うものの、体重測った後は何も言わず普通にチケット発券してくれました。

これは飛行場で見つけたキングフィッシャーという鳥。

そしてまた座席は最前列でした。
この島はTongatapuから飛行機で7分! 世界一飛行時間が短いんだそうです、
時間計ったら本当に約8分弱でしたよ。

フェリーも出ていてそちらの方は時間が不定期のようです。

お迎えの車に乗りOvava Tree Lodgeに到着。
大きなベンジャミンの木がレストランの前にありました。
梯子を登ると大きな枝に私のサイズなら余裕で寝そべられます。。。

今までいたところとはまた違った雰囲気、
スタッフはほとんどスコットランド人でちょっと私には聞き取りにくい英語を話すので、
つい返事に時間がかかります。
でも感じのいいスタッフ、部屋は手作りのログハウスでした。

部屋にシャワーとトイレが付いている部屋と、
トイレとシャワーがシェアの部屋がありました。
全て木で出来ていて、ガラス窓はなく、シャワーの床も板張りなんです。
板張りの床でシャワー浴びるのって かなり違和感ありますよ。

建物は全て木を切るところから始めたそうで、
ドイツ人の叔父さんが全て作っているそうです。
暖炉もありました。

私の友達は「なんだかギターの中に住んでる気分だったわ」
と、この島を出た後感想を述べていました。


この島はバックパッカーが気軽に来れるちょっと物価の安めの島でした。

クジラツアー最高です。船が少ないから独り占めできますよ。
でも、かなり海は荒れて波がありました。

この島はいろいろ散策して歩いても楽しい、高台に出ると景色が良くて
見るところがたくさんありました。

スノーケルには向いてない感じでした。

私たちが先に滞在したHa’apaiのFoaという島はとても静かでちょっとモルディブを思い出させる白い砂、海の色も似ていました。

そしてEuaはもっと標高が高く、島もとても古いです。

4千万年前からあるそうで他の島は1千万年くらいの歴史だそうです。
ここは樹が大きくてベンジャミンの木がバンヤンツリーのごとく育っていたり、樹齢800年 以上のイチジクの木(Ovava Tree)がありました。

いろんな角度から撮りましたがとにかく大きい!!登ってみました。




これは滝が作った大きな穴?



小高い丘には「昔は海の底だったのだなぁ」と思われる珊瑚の化石のようなものが岩の中にありました。

島自体ちょっとジャングルっぽくて島の雰囲気が違います。

豚がたくさんいて子豚が可愛い、牛や馬もその辺で草を食べていました。

断崖絶壁の岩の上に海鳥がたくさん巣を作っていて雛がジッと餌を待っていたりしている光景も見えました。
こんな風に自然にできたアーチがありましたこのアーチの上にも行けます、行くと普通にひろーい場所でした。すごく大きな穴なんですね

クジラと泳ぐツアー以外にもcave divingとかトレッキングツアーも楽しめるのでHa’apai & Euaの計画で正解だったなぁと思いました。

こんなのどかな島がだんだん観光地化されてしまうのでしょうか?

このままであってほしいなぁ〜、
人も優しくて子供達の笑顔も素敵で
自給自足の生活ができたら最高だなぁ〜、と思うのです。

地球上の今あるこの自然がなるべく長く保たれますように。

2015年9月24日木曜日

ザトウクジラに会える旅 ートンガ2ー

前回の続きトンガ旅行記を伝えたいと思います。

ちなみに親子クジラと泳いだ内容は
こちらのリンクーザトウクジラと泳ぐー
をご覧ください。

早朝にトンガについてから飛行機を乗り継ぎついたのはHa'apai(ハッパイ)というエリア
通常トンガはVava'u(ヴァヴァウ)、というところが多くの旅行者が訪れるエリアのようですが、
私たちは静かなところが良かったのでこちらに8泊、
そしてせっかくなのでちょっと違う雰囲気の島Eua(エウア)に5泊する予定を組みました。

Ha'apaiの最南端に位置するFoaという島にあるロッジ リゾートMatafouaというところに泊まりました。

素朴な天然素材を使った10軒のバンガローは今年の6月にリニューアルしたばかり、
実は去年のサイクロンで建物すべてが吹き飛ばされたんだそうです。

雨水を貯めてそれを使っているので節水の為にも、 トイレとシャワーは共同です。

でも、それほど不便ではありませんでした。

レストランはオープンカフェ、3方にビーチが広がっていて時々クジラがジャンプしてるのが見えたりします。


ここのディナーは1週間のローテーション、マグロのステーキやロブスター、インドカレーやタイカレーなど、毎日夕食が楽しみでした。笑
そして、デザートもとっても美味しかった!



 朝食はついてますが普通にトーストやシリアル系とフルーツ(パパイヤとかスイカやバナナ)
ランチとディナーは別料金、 日替わりディナーのメニューが嫌な人は普通のメニューを頼みますが、ピザやハンバーガー、サンドイッチなど私が普段食べないものばかりでしたね。
まぁいいか、短期間なのでランチにハンバーガーなど頼んでみましたがボリューム満点でした。

オーナー自らディナーを料理してオーナーの奥さんはデザート担当でした。
二人ともとても気さくないい人たちで、3人の子供がいましたよ。
一番上の男の子は10歳かな?すでに小さなボートを運転していました。
そしてここには白くて大きな犬がいました。
まだ2歳でしたがとても人懐っこくて可愛かった。
昔犬を飼っていたのでその子を思い出してしまった。

写真では私がちょっと手前にいるので同じくらいの大きさに見えますが
頭は私よりでかかった。

ここはスノーケルも楽しめました、トラフザメが12メートルくらいの所にいたり
ラグーンの周辺の浅瀬にはいろんなウミウシがたくさん!

ダイビングしなくても十分楽しめてクジラと泳ぐという目的だけで来ている人がほとんどですが、ダイバーのカメラマンも二人ほどいました。

彼らは荷物が多すぎて帰りの飛行機拒否されていました。。。
来るときは予定3人で来るはずが一人キャンセルになり席はそのままキャンセルしなかったのでセーフだったようです。

続く

2015年9月23日水曜日

ザトウクジラに会える旅 ートンガ1ー

トンガ旅行を書いていきたいと思います。

ここへ行くとクジラと泳げるというのを知ったのは去年のことでした。
行きたいな〜と思った数ヶ月後に友達が「ポリネシア周辺で一緒に誰か旅行しない? 」
というメッセージを発信していました。
それは確か今年の1月。

早速私が、トンガなら行きたいと返信したら
本気で思ってる?と言う確認のメールが来て
本気、でも今仕事があるからすぐには行けない。
と言うと、彼女も8月か9月まではいけない と言うことでした。

私は5月頃にバリへ行こうと計画していたのでタイミング的にはちょうどいいではないですか!
そしてクジラの遭遇率はこの時期が一番高いというではないですか。

友達が旅行の計画を立てるのがとても好きなこともあり、話がトントンと運び あっという間に日程が確定しました。

そして今に至り、無事トンガから戻ってきたのですが。

トンガはとても遠いところにありました。
ポリネシア ですね、フィジーとかソロモン諸島とかよりももっと南にあります。

私は直前まで何処に居るか判らないな〜と思ったので
まずはシドニーからトンガへの直行便を往復で購入していたのです。

そして1ヶ月ほど前にバリからシドニーの往復券を買いました。

シドニーで友達と待ち合わせ、彼女は私がウティラにいた時に一緒にインストラクターになりその後も同じダイブセンターで働いていた古いお友達。
5年前に彼女が住むクイーンズランドの家に訪ねて行ったのが最後でしたので
久々の再会!

空港で会うなり話が止まりませんでした。笑

夕方の便で出発、トンガに着いたのは夜中の2時!こんな遅くに入国何て、初めてです。
私たちが予約しているリゾートはハッパイという地域にあり、国内線を使っての移動になります。
そして車で5分ほどにあるホテルに行き、20ドル払ってロビーの大きなソファーで休憩
トイレもあるしwifi も使えるので次の便までに数時間を潰すにはちょうど良かったです。

ドメスティックは国際線のすぐ近く小さな空港でした。
そこではかなり厳しい重量制限があり、チェックインのバッグは20キロまで
機内持ち込みは5キロまでそして体重も測られます。
私はラゲッジ2キロ手荷物も1キロオーバーしてましたがとりあえず乗せてもらえました。
きっと体重が軽いからかも?
トンガの人は私の2−3倍はありそうな大きい方が多くて、小さなプロペラ飛行機の座席に座れなそうな人もいました。
通路がとても狭い!
その時の重量が58キロオーバーだったので3個ほどラゲッジが置いて行かれてしまいました。
私の友達のカバンもその中にありました。
でもその日の夕方には無事届きましたが、次の日届いたりすることもあるようです。

この時点で私は次に備え、無くてもいいなぁと思うものは友達にプレゼントしたり
リゾートのオーナーに、もし良かったら必要な人にあげて下さい、と言っておいて行くことにました。

無事ハッパイの空港に着き迎えの車、(トラックでしたが)の荷台に乗り
私を含め6人が宿へと向かいました。

(次の日から毎日のように到着するゲストはミニバンで来るのに、なぜか私たちが来たときだけトラックだったの?しかも荷台に板を乗せただけの座席、という疑問が数日後浮かんできたんですが、まぁ、いいか)

ところで、トンガはこの日ちょっと曇り空で思っていたよりも寒くてシドーニー滞在用に持ってきていた厚手の服が大活躍でした。

ロッジに着くまでの道すがら海が見渡せます、そして なんとクジラがザブーン!と
飛び出しているのが見えるではないですか!

こんなすぐに見えるんだ!飛行機からも見えていたでしょうね、きっと。
移動で疲れているのに一気にテンションが上がりました。

続く