Welcome to Life Aquatic


日本に住んでいた頃からお仕事の休みを頂いては旅行に出かけていました。
帰ってきたらまた次の旅行の計画。旅行をしながらその先々で働けないものか?

海が好き、暖かい場所が好き、そんな国を転々としながら働ける仕事ってなんだろう?
ふと、ダイビングのインストラクター、という提案が浮かびました。
2001年8月に日本を出発してから長期在住型の旅をしています。
トルコから始まり、ヨーロッパに入り、アメリカに飛んでメキシコ、ベリース、グアテマラ、
そしてホンジュラスへ カリブ海の小さな島に約4年ほど過ごし、その後東南アジアを点々とし2006年5月にモルディブへ

モルディブや東南アジア周辺と時々ヨーロッパを行ったり来たり。

こうして皆さんと繋がり海の美しさ素晴らしさを伝えることができ
自然を守るというお役に立ちたいと思っています。

アプリからの更新が楽な為、只今はこちらのブログ
  - 海へ…LifeAquatic (marikagaya.com) とアメーバで更新中です。サイドバーのツイッターから飛べます。

各地でのフリーダイビングの講習も|インスタグラム @lifeaquaticmarikagaya にて|受け付けています。

ありがとうございます。

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2014年12月6日土曜日

ココナッツ ハンティングの日

モルディブはサンゴ礁の島が沢山連なっている環礁です。
大きな島もあればとても小さな5分で一周できる島、砂しかないサンドバンクなどが沢山あります。
ここで一番重要な木はココナッツが出来るヤシの木です。
リゾートなどを建てる時、美観を損ねないために、
遠くから見たら他の島とあまり変わらない無人島に見えるようにと
「その島で一番高いヤシの木よりも高い建物を建ててはいけない」
という決まりがあるんです。
そして島にある木はむやみに切り倒してはいけない
という決まりもあります。
これは 島の木がその島の土台となっているので木がなくなると島がどんどん海に侵食されてしまうからです。
(そうでなくても侵食されて小さくなってきていますけど。)

そしてココナッツ、ヤシの木はとても大切な木なんです。
まず、木はもちろんですが、ヤシの実の中にある水(飲みます)、そして皆さんも知っている筈の白い実の部分(食べます)
その周りを覆う固い殻(ボタンや食器、燃料になります)、そしてその周りを覆う繊維質の部分(乾燥させてロープになります)
ヤシの葉は日除けになったりおもちゃになったりデコレーションになったりします。
全て何かに利用できます。
そんなココナッツ私たちはダイビングセンターでダイビングの後にゲストにスナックとしてお出ししています。
これは時々私たちがどこからか探してくるんです。(笑)
私たちのいるリゾートでは既に他の人たちがかき集めししまうので
近くの島へ探しに行かないといけないのです。
そこで、ココナッツハンティング!
バウラゲラって言う無人島へいこう!

ヤシの木がたくさん生えていますね、ここにしよう。

大きなバックと鉈を持参して無人島に到着しました。

無人島に到着

島の中へ入っていきます、適当な場所を見つけて木を選びます。

ここで一つ、実はみんながみんなヤシの木に登れるわけではないのでした。。。

うちのスタッフには12人モルディブ人がいますがそのうち登れるのは二人だけ。

私もちょっと試してみましたが、登れるけど降りてくるのが怖い!
ということが登っていくうちに判明。

そんなこんなしているうちに一人は木の上にいました。

その辺にある柔らかい枝を木の皮を紐のよう(ベルト代わり?)に足に巻きつけ

ヒョイ ヒョイと いとも簡単に登っていきます。

木登り名人モハメッド

この木の下は既に熟しきったココナッツがゴロゴロしていますが
新鮮な実はやはり捥ぎたてが一番

上から降ってくる(危ない)ココナッツをかき集めて
他のスタッフはその辺の木の枝で槍のようなものを作り皮を剥いでいきます。

皮を剥ぐ作業中

私も皮を剥ぐの手伝う!と言ったはいいのですが やってみたら、、、
なかなか実がこの槍に刺さらず横でココナッツを手渡す役に徹しました。

あまり拾い過ぎても使う前に悪くなってしまうのでほどほどに集めてジャングルの外へ出て砂浜を歩いていたら
クルンバだ!と一人がまた中へ入っていきました。

クルンバ発見!

そう、モルディブではヤシの実の呼び名が熟し加減で違うのです。
若くて小さなものをクルンバ(Kurumba)、茶色くなってもしくは既に身が硬くなっているのをカァーシ(Kaashi)と言います。
そして根っこが出始めているものをムディ カァーシ(Mudi kaashi)と言います。

クルンバは中の身がまだゼリーのように柔らかくて水もちょっと酸味があります。

手に乗るサイズのクルンバ

これはかなり好き嫌いがあるようですね、
ドイツ人の女の子は苦手だ〜と言っていました。
そしてこれがMudi kaadhi


普通水が入っている部分が白くてスポンジのようになっています。
食べたら甘かった!
このタイミングになっているのを見つけるのはちょっと難しそうでした。
周りの白い固い部分はあまり美味しく無くなっていました。


とりあえず島を出る前に私たちがまず試食しないとね。

ということで、私は立て続けに4個くらい、いやもっとかな?

頂きました。


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